確かなもの。*


「お母さん!!!
今助けるからっ!!」


次から次へと
涙が溢れてくるが
それを拭うことなく
必死に木を退けようとする。



「お母さんから
どいてよっ…!!!!」


力を込めるが
木は元からそこに
あったかのように
ビクともしない。




そんな光景をあざ笑うかの様に
炎はそこまで来ている。


< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop