さくらいろ *



「で?」



ジリジリと近づいて来る春菜


「春菜 顔近いからー!!」



ごめんごめんと言い


少し平常心を取り戻す



「何かね.野田君といりとドキドキすんの。これってやっぱ好き..なのかな?」



ガシっ と掴まれた私の肩



「やっとだよ~」


言葉の意味がわからない


「やっとって何が?」



春菜は組んでいた足をかえ私に指を指す



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