僕らの日々。
桃がいうには、私と圭ちゃんは両思いで、桃と仁が上手くいけば、男子女子仲が良いから普通にダブルデートに行けるという。
はぁ…。
いつから私は両思い彼氏・彼女関係になったのだろう…。
馬鹿??
思い込みもほどほどにお願いしますよ。


「なんか疲れた」
はぁぁぁ。。
今の会話で夏休みの疲れがどっときた。。

私は、席について顔を伏せた。
えっと、これからの予定は…。
あっ。もう掃除して帰るだけか。
やったっ!!
今日は始業式だからな。

あ……。
『やった』じゃないな…。
せっかくの学校なのに圭ちゃんと一言も話してないっ!!
これじゃ学校に来てる意味ないしっ!
でも、やっぱ男子とはなしてるしなーっ…。
今日は諦めよっかなーっ…。。
そんなことを思ってると、優が
「のーんーちゃんっ!!」
って声をかけてきた。
「あ、優。何??」
「もーぅっ!!テンション低いなぁ。。そんなのんちゃんにビックニュース!!」
ビックニュース???
「今からねーっ、委員会のアンケート一人一人に聞きにいかなきゃなんだけど、のんちゃんは河井に配ってきてくれる???」
えーっ。。。なぜ…。
「えーっって顔しないのっ!桃はやってるよっ!ほらっ、早く!!!」
なっ、何か委員会の仕事押し付けられてる気がするんですけどぉ…。
って、桃何やってんだよーっ。。

私は、桃を見た。
すると桃は楽しそーっに仁に話しかけていた。
仕方ないな。。。
私は席を立った。
はぁぁーっ。。

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