つむぐ、

宗教波


ふとんの中で

情緒に浸る、僕。

世は戦乱の時代とは異なる、

戦が今日に拡がる

ベランダからの風を受けて

いつも、君の叫びを待っていた。

何度も、

幾度も

僕の名を口にする君に

奇妙な感覚がせりあがり

歪まれ

満たされました。


(地獄窯)
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