二重人格弟に溺愛中
家に帰ったら....
紅莉にくっつこう....
俺、段々変態になってきてるよな?
最初は傍にいれるだけでいい
それだけだったのに....
いつの間にか欲張りになっている
こんな俺を知って
幻滅しない?
「おい」
「えっ?」
「自分の世界にはいるな。」
「あっ、ごめんなさい....」
「もうそろそろだぞ。」
「もうそんなにたってたっけ」
「ああ。
まぁ、頑張ってこいや」
「できるかぎりは....」
重い腰をあげ
入場門へと足を動かした
すると....
「圭くんっ!!」
誰かが後ろから俺の名前を呼んだ