二重人格弟に溺愛中



家に帰ったら....

紅莉にくっつこう....


俺、段々変態になってきてるよな?


最初は傍にいれるだけでいい
それだけだったのに....


いつの間にか欲張りになっている


こんな俺を知って
幻滅しない?


「おい」


「えっ?」


「自分の世界にはいるな。」


「あっ、ごめんなさい....」


「もうそろそろだぞ。」



「もうそんなにたってたっけ」


「ああ。
まぁ、頑張ってこいや」


「できるかぎりは....」


重い腰をあげ
入場門へと足を動かした


すると....









「圭くんっ!!」


誰かが後ろから俺の名前を呼んだ


< 188 / 338 >

この作品をシェア

pagetop