先生と私。
男の子を胸に抱き寄せ頭を撫でてあげた。
「また会える?」
「うん。絶対会えるよ。」


2人はバイバイしてそれぞれの道を歩き始めた。男の子は先生の代わりみたいな存在だったな。


駅に向かう。



駅につき電車を待っていると…「幸穂~」私の名前を呼ぶ声がして振りむくとそこには先生の姿があった。
「はぁはぁ…幸穂さっきはごめん。
追いかける立場なんてないと思った…でも俺…幸穂のことが…好きだって気づいた。
幸穂…好きだ…」
「先生…」
やっと…やっと…言ってくれた。
2人は抱き合った。
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