死神彼女
まったくそんなつもりは無いけど、完全に結愛をイジメるのが楽しくなっていた俺。


結愛は「けっ結構です!!」


とガバッと勢いよく浴槽を飛び上がり風呂場から出ていった。


「うがー!!」


パタパタと走りながら奇声を発する結愛に少し頬が緩みながら、これで懲りるといいけどなぁ…とまたのんびり甘いミルクの匂いを味わった。



あぁ、やっぱり風呂はいい。


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