不良君と私の恋愛物語
「大丈夫か?」

あいつら!

しょっちゅうつっかかってくる□高のやつらだ。

「冴子…?」

「冴子チャン??」

みんな冴子を気にしてる。

「あ…。うん…。大丈夫。びっくりしただけだから…。」

「そか…。ほら。立って。」

そう言って出した手に冴子は素直に手を出した。

「ありかと…。」

パッパッと制服の汚れを落として笑顔を向けた。

「はぁ。ホント!びっくりしたっ!」

「ホントだよぉ!冴子大丈夫??」

「平気!平気!聡クンも、誠人クンもそんな顔で見ないでよぉ~」

「全く。あいつら次会ったらボコボコだなっ。」

「誠人クンっ!そう言う事言わないのっ!怖いよっ(笑)」

「だってよぉ~」

そう言いながらはしゃいでる冴子の肩は少し震えてた。


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