不良君と私の恋愛物語
「一樹…。もう大丈夫だよ。」

そう言うと。

「無理するな。」

そう言って抱き締めた腕は緩まなかった。

「ホントに。大丈夫だよっ。ねっ??」

笑顔を見せた。

「無理に笑ってないか?」

「そんな事ないよ。」

ホントに。

一樹の腕の中は心地よくて安心できた。

コンコン

「田中さん。お友達が来ましたよ。」

看護婦さんが来た。

「冴子っっ!!もう平気!?大丈夫?!」

すごい勢いで喋り出した美里。


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