鈴音
二人の空気が重くなっていることに気づいた。

気づくのがかなり遅かったと思う。

すぐに話題を変えた。

てきとうに文化祭の出し物のアイディアを提案した。

簡単に実現できそうなものから、どう考えても実現不可能なものまで。

10分くらい話した後、森里さんが立ち止まる。


「ここでいいよ。今日はありがとう。」
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