平安物語=短編集=【完】



―…帝が、大君をご所望…?

どの妃をも愛することのなかった帝が…。


驚きました。

帝は女人を愛さないお方なのだなんて、思っていたのです。

なのに、無理を押してでも大君を迎えたいと仰る…。

正妃である私の、姪なのに。



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