キャラメル
約束

1人暮らし

そこはちょっと古ぼけたアパートだった




「今日からアヤカちゃん家はここ
402号室ね
俺隣に住んでるから」




そう言われても…



もう勝手に家まで借りらされた
ようだった



鍵を開けて部屋に入ると,割と綺麗
なところだった。




冷蔵庫やテレビなど,電化製品は
全部揃っていた




でもお布団がない…




あたしは極度に精神的に疲れて
しまい,そのままかたい床の上に
丸まった




涙は後から後から頬を伝い
流れていく




そしていつの間にかあたしは
眠ってしまった



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