男×男!?
なのにあたしの涙は止まらないままだった。
「ック…ぅう~っ…ック…ック……」
「悠ちゃんそろそろ泣き止んでよ…」
「ック…むっり……」
そぅ言うと神楽はまた何も言わずにあたしの涙を拭いてくれた。
神楽はあたしの入っているベッドに座ってあたしの頭を抱き寄せた。
神楽の大きな掌が、あたしの後頭部にあって、それがすごい心地よくて、ドキドキした。
心地いいのに、あたしはまだ神楽の腕の中で泣いていて、あたしもあたし自信に呆れた。
それぐらい泣いているんだ。
「なっとか…できっ…ないの…?」
「わかんない。俺も明日その養子先の人と話をするんだ…。だから…どうなるかわからないんだ…。」
「ほっと……何でっ…かっ神楽だけっ……」
「………」
あたしは神楽の顔見れなかったけど、たぶん神楽の事だから苦笑いでもしてるんじゃないのかな。
ずっと頭を撫でてくれてて、気を抜いたらコテンッって寝そうになっちゃいそうなぐらい、心地よかった。
泣きすぎて目が痛くなってきたぐらいのときだった。
突然瞼に柔らかいものが触れた。
「?」
何が起こったのか分からなくて上を向いたら、……
「っ///」
目の前には神楽があたしを見て笑っていて、
月の光で神楽の表情が半分だけ見えていて、
はっきり見えた。
神楽がもの凄い優しい顔をしていて、
ドキッとした。