Secret 先生
私は彼女に今までたくさん助けられてた。




私の彼氏…伊槻君と付き合ったのも、親友のおかげだった。



あの時教室に伊槻君を呼び出して、私と鉢合わせたのは彼女が仕掛けたことで。



「伊槻君呼び出したのはアタシだけど、でも伊槻君がアンタに告白するかはわかんなかったからさ」アタシのおかげとか、そうゆうんじゃないっしょ?って、
そんな子だった。



「あーあ、アタシも本気で恋したいなぁ」



ボソっとつぶやいて、またすぐに微笑んで



「ま、今んとこ由依子が幸せそうだし?それでいーや」



私はすごく嬉しくて



私を大切に想ってくれてるって感じた。



それに私も親友を大切に想っていたから。



「いい人いるって、絶対」



そう微笑んで、シェイクのストローに口をつけた。
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