蝶の学園

何があっても

時間の流れは早い。



悔しい位に。



私の中についた傷は一生癒えることはないけれど、少しずつ傷が薄れてきて、皆の顔が、ぼやけて思い出されるようになる。



私は廊下を歩きながら、物思いに耽っていた。



「悠嘉さん悠嘉さん!!一緒に理科室行きましょう?」



最近仲良くしてるのは、留美子-ルミコ-。



ほんとは、留美って言うんだけど…あだ名で留美子!!!!











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