蝶の学園
私一人の為なんかに泣いているの?



「お前な…死ぬんじゃねえよ…

自殺するなんて…一番やっちゃいけねえことだぞ。」



公tは、死について語り始めた。



「自殺はな、産んでくれた親に対しても生きたくても死んじまった奴に失礼だろ

お前は、12人分の命を預かってんだ。

あいつらの死を無駄にするな。

お前は一人じゃない、

俺がついてるよ…」



公tは少し怒りぎみだった。



そして私を軽く抱き締めてくれた。











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