addiction to you~恋はココから始まる~


「…解った」


彗は少し驚いたがスグに、冷静に戻り何処かへ走った。


「何を話してたんですか?」

「何だろうねぇ~、さっ次は最後の競技だよぉ~」


凪斗は誤魔化した。


「クラス対抗リレーだ!」


緑は言った。



「「大変だー!」」


その時、ソヨソラが走ってやってきた。


「如何した!ブラックでサディスティック双子」


緑は言いました。


「「長い!っじゃなくて、大変なんだ!日向が…競技の道具が突然倒れてきて…足を」」


ソヨソラは言いました。


足を引きずって日向は歩いてきた。


「日向!大丈夫なのか」


緑は訊いた。


「…ゴメン…足、捻挫だって…だから、走るのは無理っぽい」


日向は俯いた。


「誰か、代わりを出来る奴いないか」


「無理だよ、練習だってしてないんだから」


「バトンパスが出来ないと思う」


鳳明と小鳥は言った。



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