先生愛!
「柊さ~ん,点滴替えますね~。」
看護士さんがやってきた。
バーコードで患者認識をして,替えてもらった。
点滴は未だ手術の時のまま,手の甲につながれている。
「明日,点滴外しましょうか。明日からその都度入れることにしましょう。」
「はい…」
やっと外れるんだあ!!
これ,本当に不便だったんだよね!!痛かったし…
点滴してるの忘れて手をパッ,て動かした時に,ベッドに管が引っかかっていて針がひっつれた時の痛さといったら…!
とりあえず,私は明日から自由だ!
看護士さんが去ったあと,引き出しに隠しておいたアップルパンを食べた。
もうすぐお昼ご飯なのに…アップルパン食べちゃった。
もう時計の針は12時を回っていた。