ハレルヤ





あたしは息が苦しくなってきて
慎吾を退かそうと手をだした瞬間、2回目の着信音が鳴った。




慎吾は唇を離して
チッと舌打ちして携帯を取り出した。




そして、カーテンを開けて出て行ってしまった。





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