ライアープリンセス~偽りのお姫様~


コンコン…

控え目にドアをノックし、

「さぁ夢叶様。」

と、私を開けたドアの前へと、手で示す。

重い、重い空間があった。

伯父様の他に白衣姿の担当医の先生。

何度が顔を合わせていた。

そして忙しいそうに動き回る看護師さん。

「………!」

何?

嘘でしょう…!

口許を押さえた手が震える。

さっきよりも、心臓は倍速で音をたてる。

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