ライアープリンセス~偽りのお姫様~


でも、少しの不安が的中したような、そんな言葉が出たのは健斗さんの口からだった。

「泰明様がお呼びです。」

健斗さんを信じていなかった訳ではない。

そう…覚悟は決めていた。

驚かないように、動揺しないように。

「さぁ、夢叶様。」

差し出される白くて細い手。

私はためらわずその手を掴む。

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