ライアープリンセス~偽りのお姫様~


そこにいた人は、思っていたより若い男の人。

「………。」

若いっていうより、幼い感じかな。

短くすっきりとした髪型は清潔感を表し、ピンと伸びた背筋は若さをかもし出しているようだった。

写真と共にあった封筒を開けた。

蛇腹状(じゃばらじょう)になった白い紙に筆文字が綺麗に並んでいた。

「果し状…。」

なんて、ついたくだらないことを言いながらその文字を追う。

『佐倉田恭介(さくらだきょうすけ)、25歳』

『佐倉田インターナショナルグループ本社統括室長』

これ…。

『身長185センチ、体重…』

まだ会ってもいないその人の情報が詰まっていた。




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