『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』

「よぉ!来たな、七海!」


あれ?
私、まだ夢を見てる?


背後から、軽い声が聞こえてきて。
それがどうも、聞き覚えのある声で。


怖くて、振り返りたくない。

・・けど、


「ちょっと!
七海、この人!!」


先に振り向いた花音のリアクションに、
嫌な汗が背筋を伝う。


ええぃ、ままよ!
女は度胸だ!


思い切って振り返る。



「あっ!
あの、変態男だ!」




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