幼なじみは先生
「はい、では問題です。ILOVE YU を訳してみてください。伊藤さん、お願いね」
え、I LOVE YU って私は貴方のことを愛していますじゃなかったけ?
「私は貴方のことを愛しています…?です」
曖昧な笑みを浮かべて席を立って席にまた腰を下ろした
「はい、ありがとう。けど昔の人はI LOVE YU をこう訳していました。"星が綺麗ですね"と…さて、宿題です。この一週間で何故そう言っていたのかノートに書いてきて下さいね」
そうして授業が幕を開けた
星が…綺麗ですね…か。
「…んー。」
何でだろう…
それから授業が続き昼になった
窓をボーっと見ていると頬に何かが刺さってきた
「む?」
横に振り向く
「真白、お昼食べよう!すみれも誘ったんだけど委員会らしーんだ」
杏はそう言うといつものように無邪気な笑顔を浮かべた