幼なじみは先生


「…そっか。…ねぇ真白、連くんって真白のこと…好きじゃないかな?あくまであたしの考えだけど」

「………うん、告白…された…」

カアアッ…と顔が熱くなって上昇する

自分で言っといて恥ずかしい…

顔を俯かせて髪を少しいじった

「え‥そうなの?…そっか。真白が好きなら好きでいいし、付き合えないなら付き合えないでいいと思う。つまり真白の好きでいいんだからね」

杏はそう言って優しく微笑んだ

「ありがとう」

あれ以来…あたしがいっくんに振られた日以来、いっくんの話題は口にしない杏

杏は杏なりにあたしのことを考えていると思うんだけど…

それが嬉しいけどちょっぴり、悲しい

杏に迷惑をかけてるようでそんな気持ちになる

「はぁ…」

溜め息と共にちょうど予鈴が鳴り響いた

『跳び箱片付けたら集まれー』

いっくんの声が体育館に響いて跳び箱を片付け始めた

跳び箱を片付け終わり、いっくんの所に集まって日直が号令をかけてみんな解散した

「真白、着替えてこよう」
杏の言葉にコクリと頷いて更衣室に足を運んだ
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