幼なじみは先生


人通りを通り抜けてはしっていると待ち合わせ場所にみぃちゃんが立っていた


何分ぐらい待たせちゃったかな…?


時計を見てみると約束した時間まで約十分はある

「みぃちゃん!」


「あ!真白、早いじゃん!」


みぃちゃんに駆け寄ると申し訳ない気持ちで謝った


待たせちゃったよね‥


「ごめん!待たせたよね?」


「いいって!あたしがもとわといえば悪いし。だって早く着ちゃったしさ」

ハハハと笑いながらみぃちゃんが「行こっか」といって歩き出した




―――――…



「いやぁ…映画面白かったね」


ジュースを片手にストローで一口飲む


「うんうん!てか、泣けた…やばいよ、あの恋愛は‥」


みぃちゃんはそう言ってまた溢れてきた涙を拭う

みぃちゃんがそんなこと言うから泣けてきちゃったじゃんかぁ…


うるうるしているとみぃちゃんが口を開いた

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