叶わぬ恋
そんな毎日が
続いてたある日…
「永愛〜教室移動やで」
「樹菜用意早すぎー」
「永愛が遅いだけやし」笑
「ごめん!よし行こ」
私の学校は音楽室に
行くには3年生の
渡り廊下を通らなきゃ
いけないっ。
何も考えず渡り廊下を
2人で歩いていた.
すると前からひたすら
目立つ集団が歩いてきた
樹「あっ..竜先輩たち」
永「怖そ…知ってるん?」
樹「知ってるで!あの集団
今一番荒れてるみたい」
永「ふ〜ん」
その集団は9人くらい
ジャージを着崩し
ピアスをいっぱい着けてて
髪も明るい色ばかり…
その集団が横を通る時…
1人の人から
目が離せなかった
その人は
身長がスラッと高くて
色白でピアスは開いてたけど.
髪は真っ黒で
すごく綺麗な顔してた…
「「ドキッ」」
初めての感覚…
胸がキュンとなった。
「…ぁ…とあ!」
「はっはい!」
「何ボーッとしとるん?
遅刻するやんか」
「あっごめん…行こ」