素直になれない!!

「わかったか?」



「う…うん」



う゛う゛う゛~…


わかったから!!



あたしは今でもその場から動けない






ふいに、窓辺のカーテンがなびいた


それと同時に春のここちよい風が音楽室に入ってくる


風によって
アイツの髪もなびく







そのとき見えたアイツは








不適な笑みをしていた





(ッ!!)



コイツの笑みが、あまりにもこの雰囲気、この空間に溶け込んでいて



あたしは不覚にも目を奪われた


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