先生のメイドさま

あたしが部屋に入ると、透さんと郁さんがニヤニヤとあたしを見て笑っていたのに急に顔を背ける

 (?なんだろ?)

 「どうぞ…」
 「有難う」

透さんの後ろに立っている郁さんは

 「僕はいいです」

と手を出してきた

透さんはテーブルに置いて少し経つと口に運んで飲んだ

 「茅智、座れ」

あたしが部屋を出ようとすると彼がスカートの裾を掴んできた



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