旦那様は俺様でいぢわる
待て待て待て――!!
なにあれなにあれっ!?
なんでわたし…………
「…………………」
………お母さんか。
思い浮かんだのは呑気に笑う母の姿だった。
そー言えば相手は金持ちらしいし、SP(?)ぐらいいて当たり前か…!
お母さんめ…!
絶対にわたしが追われているのはあの人のせいだっ!
てか……
『止まれやあぁ!!』
『逃げんじゃねぇ――!!』
完全に敬語抜けてんじゃん――!!!
怖すぎるわっ!!!!
わたしは振り返ることができなかった…