大好きだよ―先輩―

それから私が先輩のことが
好きだって噂がどんどん
広がった。

毎日廊下で先輩の
こと見ていたことも
できなくなった。

先輩を見れない日々が
続いた…

会いたくて声聞きたくて
一目でいいから
見たかった

もう限界だった

心で想ってることが
でかすぎて

周りの人に
聞こえそうだった

いるのに見れない
辛さが悲しかった。

そこである日私は
学級委員になった。

私の学年の学級委員は
毎日火曜、金曜、に
玄関を掃除しながら
登校する人に挨拶を
する。

登校する先輩を
少しでも見れる!

私は早く掃除を終わらせ
少しでも長く見れるように頑張った
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