大好きだよ―先輩―
いつものように
掃除をしていると
先輩が来た。
先輩はちょっと変わった
歩き方で少し跳ねて
歩く
そんな先輩の歩き方も
好き。
ずっとずっと見ていたい
でもいつかは
見れなくなる…
あとのこと考えると
悲しくなるから、
だから今は今の先輩だけを
見つめてる
現実逃避かもしんない
けど…会えない日
考えただけでおかしく
なりそうだから。
そんなことを考えて
いるうちに先輩は玄関
まで来た。
「おはようございます」
「おはよ」
え?
いつもは返事さえ
してくれない先輩が
私に今返事してくれた!?
こんなささいな出来事でも
今日は私のハッピーデー
になる