Princessの掟
第3章

転校生





鐘が鳴り教室に戻った。


私と優斗が居なかったのをやはりクラスの皆は知っていたのか私達が中に入るとすぐに駆け寄ってきた。



「ユリア様。お体は大丈夫ですか?」


「………ぇ?」


全く身に覚えのないことでつい聞き返してしまった。 


「だって、ユリア様が具合がすぐれないということで優斗様が付き添いでいかれたのでしょう?」



「え、ええそうなの。さっきまで寝てたからか頭がついてこなかったみたいだわ。」



そういい私は笑った。 


そして、美吏那の方を見ると私に気付きウインクをしてきた。 



私は口パクでありがとうというといつもの優しい笑顔を私に向けた。 



私と優斗が囲まれてなかなか抜け出せずにいると前のドアから先生が入ってきた。 


「皆ー席に着けー!!」



先生の言葉で皆は私達の周りから自分の席に散らばっていった。 


やっと解放された私達も席に着いた。 





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