君にティアラ
一緒に着いてく、って聞かない真菜をどうにか宥めて。

あたしは誰もいない駅の裏に連れられて来た。

水色の大きなプラスチックのゴミ箱がある位で薄暗いそこ。

水っぽい、カレーの匂い。

5対1。

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