ルームメイトは悪魔サマ…


家の隣に住んでいた3歳上のお兄さんだった。


一人っ子の私は自然と遊ぶようになっていた。


お兄ちゃんはとても優しくていじめっ子から私を守ってくれた。


私は旬君と呼ばれていた事しか知らなかった。


でも十分だった。


たまに凄く辛そうな顔をしてた。


でも、私に必死に隠してた。


ある日、別れが来ちゃった。


前の日はいつもの様に「ほのかまた明日!」って笑ってた。


なのに……。


なのに…いなくなっちゃた。


世界が変わったんだ。


一枚の紙がポストに入ってた。


『ほのかごめんな。


強くなって。


俺をいつか見つけてな』


その言葉に涙した。


でも、心にとめながら前に進もうと思ったんだ。
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