「気合いれようぜ!」

「気合入れようぜ!」

バンッッ



「神崎さんはおりますかぁー??」



思い切り神崎のクラスのドアを開け

中津が叫ぶ



一気に教室内が静まり返る



「なんか用か?」



静かな教室に低い声が響いた



「お前、うちの大智になにしてくれたんだよ」



そう言いながら中津は大智の背中を押す

その反動で1歩前にでる大智



「あぁ、そんなことでクラス全員きちゃったの?」

「はぁ?」

「相変わらず、すごい権力者の持ち主だなぁ・・・大智」



その言葉にびっくりしたのか

大智は下を向く



「約束破ったのかぁ・・・みんなに言っちゃったんだね」

「・・・」

「なぁ・・・大智てめぇに言ってんだぞ?・・・大智!!!!!」



めちゃくちゃ大きい声が教室内に響く

大智は下を向いたまんま






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