Bloody Kiss
宿泊の手続きを済ませ、私は恢と一緒に今夜泊まる部屋で一息ついていた。
旅を始めた頃はいくらお金がないとはいえ恢と同じ部屋に泊まることに抵抗を感じていたのに、二年経った今では全く抵抗がない。慣れたというのもあるが、一番大きな理由は他にある。
それは――。
「アリア、俺は情報収集に行くがお前はどうする?」
荷物を整理していると背後から恢が声をかけてきた。振り向くと恢は身支度を終えてドアの前に立っていた。
「私も行く。銃弾を補充しなきゃいけないし」
「それならまずは武器屋だな」
「うん」
私は貴重品だけを詰めた小さな鞄を持って恢のもとへ向かった。
宿を出た私達は、メインストリート沿いで目的の武器屋を見つけた。
外から見る限りだと、店内は薄暗く商品も埃を被っているものが多い。この街には私達のような客は少ないのかも知れない。
もしそうならこの街でも私を襲った吸血鬼に関する情報は得られない可能性が高い。
そんなことを考えていると、隣にいたはずの恢はドアを開けて店内に消えていった。
「恢、待ってよ!」
私は慌てて恢の後を追った。
旅を始めた頃はいくらお金がないとはいえ恢と同じ部屋に泊まることに抵抗を感じていたのに、二年経った今では全く抵抗がない。慣れたというのもあるが、一番大きな理由は他にある。
それは――。
「アリア、俺は情報収集に行くがお前はどうする?」
荷物を整理していると背後から恢が声をかけてきた。振り向くと恢は身支度を終えてドアの前に立っていた。
「私も行く。銃弾を補充しなきゃいけないし」
「それならまずは武器屋だな」
「うん」
私は貴重品だけを詰めた小さな鞄を持って恢のもとへ向かった。
宿を出た私達は、メインストリート沿いで目的の武器屋を見つけた。
外から見る限りだと、店内は薄暗く商品も埃を被っているものが多い。この街には私達のような客は少ないのかも知れない。
もしそうならこの街でも私を襲った吸血鬼に関する情報は得られない可能性が高い。
そんなことを考えていると、隣にいたはずの恢はドアを開けて店内に消えていった。
「恢、待ってよ!」
私は慌てて恢の後を追った。