危険な日々
「…馬鹿なふりして誘ってるの??」


は??


誘う??


「イケナイ兄妹になるの??」


至近距離での悪魔スマイルにあたしもう頭回ってません…っ


そして悪魔男は、顔をさらに落とすと、鎖骨の下辺りを吸った。


「…っつ」


「ちぅ」っと言う音と共に桜の花びらがて…。


って、そんな官能小説やってる場合じゃない…!!


痛いとか痛くないじゃなくてっ





私…っ


「ぎゃぁぁぁ~!!!!」


服着てなかった~!!


エロ男は、足速に部屋のドアまで行くと


「これからよろしく。子猫ちャん♪」


その言葉を置いてドアが閉まる。


…あぁ。


認めなきゃいけないのね。

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