危険な日々
あたしにできるのはお兄ちゃん…。


って…。


てゆぅか、ママ!!


麗玻は嫁入り前に下着姿をエロ男に見られました…


もうお嫁に行けないよぉ~。


私が頭の中で葛藤してる間に廊下から私の叫び声で駆け上がって来たのであろう。



ママの「どうしたの??」って訪ねる声と、「僕が部屋を間違えて、麗玻ちゃんを驚かせたみたいで…すいません」


ってゆぅ、男の声が聞こえてきた…。


なによっ


なによ…


格好良かったり、エロだったり…


「猫かぶりの馬鹿男…」


取り残された部屋で私の作った意味不明な言葉がこぼれて消えた…。


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