危険な日々

熱とエプロン

あぁ、この時間って


電車人少ないんだぁ…


私は帰るため電車に乗り込むとガランとした車内の座席に座った。


「…はぁ」



あれから、悪魔に呼び出されて他の女子達から睨まれるし、夏への説明も疲れたし…。


久々の発熱のような体のだるさを余計に感じる。


今日は今後の作戦を練るのに頭を使ったし…。


知恵熱…ってやつかな…??


私は冷笑した。


ダサい…


悪魔の事考えてて


熱出るなんて…


てか、悪魔とは一応、兄妹なのよ?!


なに私ったらこんなに気にしてるの??


悪魔に…。

< 36 / 114 >

この作品をシェア

pagetop