only one


「嘘よ…こんなの信じない。マツ、助けて!!
ねぇ、マツ…
ねぇ、イヤよ。
こんなのイヤ―!!」



瞳を閉じて泣き叫ぶ私をギュッと抱きしめてくれる力強い腕。



全てを委ねたいのに瞳を開けることが出来ない。


現実離れしすぎた出来事が私の思考を狂わせる。


助けてマツ!



その頭のない体のぬくもりを感じながら信じたくない現実にただ私は首を振りながら瞳をかたく閉じていたんだ。




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