only one
デリーさんの言葉に驚き、だけど私が口を開く前に、
「では遥夢、またお迎えにあがりますわね。
頑張って下さいませ。」
何も言えないまま踵を返したデリーさんの背中を見送った。
店の扉の前で振り返るとデリーさんは、
「今日買ったものは全て遥夢の為の物ですの。
ここに置いてあるので自由に使って下さいませね。」
呆気に取られる私にまた衝撃の言葉を残して店を出て行った。
大量の買い物が私の為?
どうして私はここにおいていかれるの?
不安と緊張と驚きで声が体が、出ない。
動かないよ…。