孤高の狼に捧ぐ恋唄


台所へ行くと、母がご飯を温めなおしてくれた。



そして、晩ご飯を食べ終わってから、今日が大好きなドラマの最終回だったことを思い出した。



そのために近道を通って来たというのに。



近道で起こった出来事に、私はすっかり頭を支配されていたらしい。



時計を見ると、もうドラマは終わっていた。



仕方ない、学校で誰か友達にきいて、録画してたら貸して貰おう。


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