愛した名前


私はけいの後ろをついていく。


「ここ?」


けいは私の部屋の前で1回とまり、私に問いかけた。


私は頷く。


けいが私の部屋の戸を開ける。


すると、とっとと入り、ベットの上に寝転がる。


「あー、疲れた。」


そう言うけいと目が合ってしまう。


すると、けいはまた、ニヤリと笑みを浮かべて、両手を広げる。


「おいで?」


そんなことを言うけいに、私の顔は赤くなってしまう。


「ばっ、ばか!」


私がそう言うと、けいはわざとらしく、すねる。


「俺のこと嫌いなんだあ・・・?へーへー、もういいし。さき知らない」


子供みたいにすねているけいが、かわいくて、つい笑ってしまう。


すると、けいがこっちを見た。


「何二ヤけてんだよ」


そう言って私の腕をつかむ。


「・・っきゃ」


すると、腕をひっぱられた私は、今、ベットの上で、けいの腕の中。


「きゃぁーーーー!けいのえっちえっちえっちぃ!」


私はけいの腕の中でじたばたする。


けど、男のけいは、やっぱり強い。


どうやっても、逃げられない。



「えっちなこと、嫌い?」


そう言って、おでこにキスされた。


私の顔は、真っ赤っか。







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