愛した名前


みとりちゃんとの作戦会議当日!


って・・・


もう3時だけど、ただ遊んでるだけじゃん!


「みとりちゃん、作戦会議しないの?」


私はアイスを食べながら隣にいるみとりちゃんに聞く。


「あっ、さきちゃんといると楽しくて・・・忘れてた。へへ」


そう言って小さく笑う。


「さきちゃん面白いんだもん!」


可愛い笑顔で私を見るみとりちゃん。


「んで、告らないの~?」


私がみとりちゃんに聞くと顔が赤くなる。


「こっ、こく、告るって!無理だってば!さきちゃんこそ、前の男の子とはどうなの?!」


みとりちゃんは私に話題をふる。


「え、もしかして・・・?」


ニヤける私の顔をみとりちゃんは見逃さなかった。


「付き合ってる・・・」


「きゃぁーっ、うそうそぉ!さきちゃんズルーい!いつからいつから?」


興味深々の顔で聞いてくる。


「えっと、中体連の日、から・・・」





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