白き旋律
「余計なことを…。」
「…俺、なんか紀紗のことをあんまよく知らなかったなぁってことが改めて分かった。」
「何それ。」
「んー…俺、ここに結構来るようになったけど、話すのは紀紗が弾いてる曲のこととか、音楽的知識のこととかがメインで、お互いにだけど自分のこと話さなかったなぁ…とか思ったり…。」
「…そうね。」
「だから、松下先生から色々聞いて、もうちょっと紀紗のことを知っていくのも友達として重要かなぁと。」
「…。そうかも…ね。」
「だろ?というわけで、紀紗の誕生日は?」
「何いきなり…?」
「お互いのことを知ろう!!ということで、質問。
答えて答えて。」
「2月16日。悠夜は?」
「俺は6月10日。プレゼントは1曲弾いてくれればいいから。」
「プレゼント欲しいんだ…。」
そりゃあそうだろ。
貰えるんなら欲しいし、紀紗のことだから自分で欲しいって言っておかないと貰えそうにない。
「…俺、なんか紀紗のことをあんまよく知らなかったなぁってことが改めて分かった。」
「何それ。」
「んー…俺、ここに結構来るようになったけど、話すのは紀紗が弾いてる曲のこととか、音楽的知識のこととかがメインで、お互いにだけど自分のこと話さなかったなぁ…とか思ったり…。」
「…そうね。」
「だから、松下先生から色々聞いて、もうちょっと紀紗のことを知っていくのも友達として重要かなぁと。」
「…。そうかも…ね。」
「だろ?というわけで、紀紗の誕生日は?」
「何いきなり…?」
「お互いのことを知ろう!!ということで、質問。
答えて答えて。」
「2月16日。悠夜は?」
「俺は6月10日。プレゼントは1曲弾いてくれればいいから。」
「プレゼント欲しいんだ…。」
そりゃあそうだろ。
貰えるんなら欲しいし、紀紗のことだから自分で欲しいって言っておかないと貰えそうにない。