FOREVER -永遠-



また、家族と、先生が一対一で話す個人面談では


普通、お母さんがいくものを私は


一人だけ、おとうさん。


いつも、兄弟とかいたりして、お母さんお父さんが


いる、あたたかい家族がうらやましかった。


私の家族は、とてもさめていてどこにも、愛など


存在しない。


あの家を出ていこうと何度おもった事か、


そのたびには、現実を思い知らされて


家族にばれないよう、泣いた


いつも、それが嫌だった。


だからかも、しれないこんなに性格が捻くれて


夢を見られずに、現実しか見れないのは


────────────────・・・・


だから、今回もなにもないのに、自然に


涙があふれてくるのだろう。


愛莉は、私の家族関係を知っているから


今も、そんな私を気遣って一人にしてくれたのかもしれない


だって、一人の方があきらかに楽だから…
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