君と生きる【実話】

修羅場



ある時、浮気がバレた


バレたというよりは、喧嘩の勢いでバラした感じ


瑠奈は、光星の本当の性格を理解できていなかった


わかっていたら、自ら言うなんて馬鹿な真似はしなかっただろう



光星は、瑠奈に怖いほど優しい


光星を知る人、みんな言ってた



確かに外見やしゃべり方だけじゃ、普通の人なら近付けないだろう


それだけのオーラが光星にはあった



瑠奈はまだ、表の光星しか知らなかったんだ‥




「相手‥誰だよ」


「誰でもいいじゃん」


まさに、火に油を注ぐ瑠奈の一言



「‥人の女に手だした落とし前は、とってもらわねーとな」


光星は、瑠奈の携帯を奪いとって、そのまま仕事へ向かった


なんとなく嫌な予感がして、番号を覚えていた仲間に電話する


仲間達とは、智也のことをきっかけに、また前みたいに戻れていた



「‥そっか。ありがとう」


浮気した男の番号を色んなツテで調べたが、繋がることはなかった


昔、ナンパで知り合ってから、何年もの間アプローチをしてきた男


なんの気持ちもないけど、自分のせいで何かされるのはやだった




プルルッ―‥



その時、家の電話が鳴った


直ぐ様、電話にでる



「もしもし」


「俺が帰るまでに、出かける用意しとけよ」


光星はそれだけ言うと電話を切った



言われた通りに、用意をして帰りを待つ



嫌な胸騒ぎ‥




.
< 53 / 71 >

この作品をシェア

pagetop