君と生きる【実話】

悲しみ



「‥俺のこと嫌いになっただろ」


寝たフリをしていた瑠奈の髪を撫でながら、光星はそう呟いた


「女に浮気なんかされるの初めてで‥どうしたら瑠奈が俺だけのものになるのかもわかんなくて‥だっせぇよな‥」


大きな手が、少し震えてる



‥光星は泣いていた



「俺も今まで散々浮気してきたけど、される方はこんなに辛いんだな‥」


そう言った光星に、かける言葉が見つからないまま、二人は眠りについた





泣くほど辛いなら


離れればいいのに‥




瑠奈と付き合った人は


みんな涙を流す




なのに、なんでそばにいるの?―‥




辛いなら、離れていいんだよ




.
< 58 / 71 >

この作品をシェア

pagetop