先生

嘘なの……
本当は少しも
そんなこと思ってない…


先生を引き止めようと
私は先生の名前を呼んだ。



だけどそれが
先生に届くこともなく……


乱暴に閉められた
職員室のドアの音が
先生の気持ちを
表していた……




「先生……」




泣かないって
決めたのに……
これで
よかったのに……


なんで
涙がとまんないの……?



本当は
嫌われたくなんかない…
好きな人に
嫌われるくらいなら
私は世界中の人に
嫌われたっていい……


だけど本当に
先生に嫌われてしまった今
私はどうしたらいいの……?

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